
佐藤雅彦(さとうまさひこ)
1958年(昭和33年)東京に生まれる。
17歳の時、伯父であり浄心寺二十三世住職、小池政雄和尚のもとで出家、得度。
平成17年23世住職小池和尚の逝去にともない24世住職に就任し今日に至る。
大正大学仏教学部卒業。
大正大学大学院博士課程修了。
ジョージタウン大学ケネディー倫理研究所客員研究員を経て、現在大正大学や上智大学で非常勤講師を勤めている。
宗教家として現代のいのちの問題に取り組むため「日本生命倫理学会」「日本死の臨床研究会」などで活動している。
末期がん患者や死を間近にした人々のベッドサイドを訪問したり、小中学校の子供たちにいのちの大切さを教える「いのちの授業」などを積極的に行っている。
住職の足跡
- 武蔵野大学報[MG通信〜心のたより〜]NO.65 死を生きる希望—末期ガン患者と仏教者の出会いから—(1)
- 財団法人 全日本仏教会機関誌 全仏473 教化セミナー「いま、仏教と医療を考える(2)」(下)
- 財団法人 全日本仏教会機関誌 全仏461 「脳死・臓器移植法」見直しをめぐって
住職の「いのちの授業」
いづれの小学校も5年生や6年生を対象とし、いのち、特に死について考える機会を提供すべく、お話しさせていただきました。
「お坊さん」と、対話する機会などおおよそない子供たちです。好奇なまなざしで迎えてくれます。宗教家が話すと、「何か宗教を刷り込まれるのではないかしら」と、保護者から心配される場合もありますが、この「いのちの授業」では、自己の病気体験を中心に、何教・何宗など特別な宗教に偏ることなく、むしろ道徳的な見地からお話しさせていただいています。
(※詳しくは、著書「また会える『さようなら』〜末期がん患者に仏教は何ができるか〜」の
いのちの授業の項をご参照下さい)
- 平成24年9月18日(火)5,6時間目/場所:文京区立本郷小学校
- 平成24年10月16日(火)1時間目/場所:文京区立誠之小学校
- 平成25年1月15日(火)3,4時間目/場所:栃木県宇都宮市立瑞穂台小学校
- 平成25年1月16日(水)3,4時間目/場所:栃木県宇都宮市立桜小学校
2013年(平成25年)住職の講演記録 |
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「また会えるさようなら〜死にゆく人々からの学び〜」と題して講演。 |
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日時: | 2013年 2月9日(土)13時から |
会場: | 京都・佛教大学四条センター |
主催: | 総本山知恩院おてつぎ文化講座 |
・・・ | 毎月定例の講演会だそうですが、おかげさまで約200名からの方々がご参集くださり、盛況のうちに終了いたしました。 |
シンポジウム「ターミナルケア」シンポジストとして |
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日時: | 2013年 9月23日(月) |
会場: | 新潟・朱鷺メッセ |
主催: | 在宅ケアを支える診療所・市民全国ネットワーク 第19回全国の集いin新潟2013 |
シンポジウム「死の臨床研究会のあり方について」シンポジストとして |
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日時: | 2013年 11月2日(土) |
会場: | 松江・くにびきメッセ |
主催: | 第37回日本死の臨床研究会全国大会 |
2012年(平成24年)住職の講演記録 |
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「スピリチュアルケア」と題して講演。 |
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日時: | 2012年 6月9日(土)6月23日(土) |
開場: | 13:00 |
主催: | NPO法人さいたまシニアライフアドバイザーの会 |
会場: | 麹町 明治薬科大学・剛堂会館
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内容: | 「在宅医療、看護、介護を受ける準備」ならびに「市民を含む多職種連携を考える」講座 2012年6月9日(土)
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2010年(平成22年)住職の講演記録 |
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「心のケア〜宗教家の立場から」と題して講演。 |
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日時: | 2010年 2月21日(日)午後2時から |
会場: | 東京厚生年金会館 4階 曙の間 |
講師: | 栗原幸江先生(静岡県立静岡がんセンター・緩和医療科) テーマ:「心のケア・スピリチュアルケア〜患者・家族の支援」(60分) |
講師: | 佐藤雅彦先生(大正大学講師、浄心寺住職) テーマ:「心のケア〜宗教家の立場から」(60分) |
2009年(平成21年)住職の講演記録 |
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「いのちの慈しみと優しさ 〜仏教からみた生きること、死ぬこと〜」と題して講演。 |
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日時: | 2009年 2月7日(土) |
開場: | 午後1時30分 |
開演: | 午後2時 |
会場: | 千葉市生涯学習センター(千葉市中央区弁天3-7-7) |
主催: | 社会福祉法人・千葉いのちの電話 |
概要: | 自殺を未然に防ぐため、日夜電話による相談を行っている「千葉・いのちの電話」の平成21年の公開講演会を勤めさせていただくことになりました。 日本人の死生観には、自然と仏教の影響を受けているところが大きいと考えられますが、「死にたい」「生きていく意味がない」といった切実な悩みに仏教は、どう答えるのでしょうか。 私たちが今を生きるために学びとなる仏陀の思想をともに学びたいと思います。 |
「大切ないのち」 |
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日時: | 2009年 6月13日(土)午後2時から |
会場: | 三陸公民館 |
詳細: | 大船渡市社会福祉協議会主催・福祉大会講演「大切ないのち」 |
「死から学ぶ生き方」 |
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日時: | 2009年 7月21日(火)午前10時から |
会場: | 立正佼成会にて |
2008年(平成20年)住職の講演記録 |
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東京都たちかわ市民交流大学「生と死を考える」にて「死の看取りと仏教の現在」と題して講演。 |
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日時: | 2008年 2月18日(月)午後6時〜7時30分 |
会場: | 立川市 女性総合センター アイム |
詳細: | 「死の準備教育」で著名な上智大学名誉教授・アルフォンス・デーケン先生を代表とする連続講演の中で、仏教の考え方をお話します。 |
「死に際は幸せですか?〜ホスピスと仏教から学ぶ〜」 |
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日時: | 2008年 6月24日(火)午後1:30〜3:30 |
会場: | 東京都東大和市新堀地区会館 |
詳細: | 東大和市の平成20年度の「シニアライフを楽しく」という「出会い・生きる・死ぬ」をテーマに実施されている講座でお話をします。 日本人の死について、アメリカ、タイ、台湾のホスピスを紹介しながら、現代の仏教を通して考えます。 |
2007年(平成19年)住職の講演記録 |
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「死の看取りと仏教の現在」上智大学公開学習センター「死の準備教育〜ホスピス・ボランティアとは〜」 |
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日時: | 2007年 6月8日(金)19:00〜20:30 |
会場: | 上智大学1号館 |
詳細: | 連続ボランティア講座の1回として仏教が、現代人の死にどのように関わっているかお話します。 上記の講演は、100名近い熱心な聴衆の中、無事、終了いたしました。 キリスト教を基本にした上智大学の行事の中で、「仏教」からのいのちの問題は、興味深く感じていただけたようです。 |
「浄土宗・法然上人の教え」東京親鸞会・入門講座「各宗の教えに学ぶ」 |
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日時: | 2007年 7月10日(火)18:30〜20:00 |
会場: | 築地本願寺・聞法ホール |
詳細: | 仏教入門講座の日本の伝統的な宗派を学ぶ中、浄土宗について講義。 |
幸手総合病院・病院祭での辻説法 |
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日時: | 2007年 11月18日(日)10:00から40分程度 |
会場: | 埼玉県幸手市の幸手総合病院1階ロビー |
詳細: | 恒例となっているもので、病院のロビーの特設ステージで、患者さんや市民、病院スタッフを対象にわかりやすいお話を致しました。 |
全日本仏教徒会議・神奈川大会のシンポジウム「生命倫理と仏教」にパネリストとして出演 |
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日時: | 2007年 11月19日(月) |
会場: | パシフィコ横浜 |
詳細: | ダライ・ラマも参加する大会で、現代のいのちの問題について意見発表と討論を行いました。 |