本の紹介

また会える「さようなら」末期がん患者に仏教は何ができるのか

「死」は永遠の別れではない。
いのちが還る“ふるさと”を思う時、「さようなら」は「また会える約束」になる―。
死を間近にした人、愛する人を喪った人に仏教は救いとなるのか。
末期がん患者と対話を続ける僧侶が「死から学ぶ生き方」を綴る。

日野原重明氏(聖路加国際病院名誉院長・理事長)推薦本

日野原重明氏推薦文
著者は僧侶となって間なしに18歳の青年の急死に出会い、いのちのはかなさを痛感した。しかしそれは、死にゆく人に寄り添う信仰者としての第一歩となった。
このいのちの本体を語る書は、一気に読んでしまう名著だと思う

日本図書協会 選定図書

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価格:1,470円

<目次>

また会える世界を願って  少し長い「はじめに」    p1

突然死した十八歳の青年/「死」の意味と出会う/死を学ぶ機会

第一章 亡くすことから得られるもの    p25

旅立ちにたとえて    p26

自分のいのちと向き合う機会/旅行といのち

求める者と伝える者の出会いを    p32

遺された同じ言葉/死にゆく人から学ぶ

人は何のために生きるのか    p37

満たされない思い/見いだされた人生の意味

旅立つ人からの置き土産    p43

敬遠された宇野さん/いのちを共感する時/微笑みの意味するもの

逝く人が遺す言葉    p49

最期の言葉が与える意味/「殺してくれ」という叫び

代わる言葉/看取る者の「救い」

「ごめんなさい」の祈り    p62

お坊さんは呼べますか?/聞かれたくない悩み

許しを請う祈り/人を介して伝わる安心

第二章 人の「死」に仏教は何を担うか    p75

現代の日本における仏教    p76

仏教への批判/応援と要請の声

言わなければ伝わらない痛み    p80

住職は来てくれなかった/さまざまな痛み

お坊さんは、死んでから?

祈ることと生きること    p85

チャプレンという幻想/孤独にしない関わり方

病院の中のチャペル

宗教の二つの関わり方    p93

宗教家でなくても可能なケア/宗教家でなければできないケア

心の目で見る仏の世界    p97

死を前にした苦しみ/仏の世界はどうやって見る?

「無になる」って本当ですか    p101

難しい「無」の説明/苦しみに報いる世界/願う世界としての死

第三章 いのちの授業

子どもたちに伝えたいこと    p108

私の「いのちの授業」/すぐわかることと、時間が必要なこと

「いただきます」はなぜ言うの?

私の感じた「死」の世界    p119

空になったベッド/夢を見ない夜/死の世界の真実

いのちを終わらせてはならない    p127

いのちを手放したくなる時/私はどこにいるのか

リセットはできない    p135

もろくてかけがえのない、いのち/今を生きる「いのち」

家庭でいのちを教える    p141

人生を語る/私が生まれてきた日のこと

誕生を考えることの教育的効果/再考される親子のつながり

いのちの授業の可能性

第四章 病むこと、別れることの意味    p157

死 その理不尽を受け入れる    p158

納得できない死との出会い

納得できない死を受け入れようとする文化

病と出会うご縁    p165

「ご縁」の示す意味/私もここに在る意味

なぜ私がこんな病気に?/原因を確かめたい現代人

ご縁と生きる

「いのちのふるさと」を思う    p177

心に響く唱歌/病床で歌う唱歌/アルバムの中の人たち

「さよなら」の意味するもの    p183

別れの言葉の意味するもの/「さようなら」の心

再会を願う生き方/旅立ちと「お迎え」の意味の再考

願って生きる    p192

子どもを亡くすということ/子どもの柔軟な心

今という時間を生きること/悲しみをほどく慈悲

「生きる意味」と「生きた意味」

第五章 今、日本人の「死」の周りに    p211

「いのちの余韻」を感じる    p212

鐘の響きに/腎臓移植と日本人の「いのち観」

いのちの真実を語り合う    p217

インフォームド・コンセント/真実を告げる

いのちの尊厳を考える    p226

二つの「尊厳」/思慮分別を超えた尊厳

ターミナル・ケアの意味するもの    p232

ターミナル・ケアとメニューの多さ/人生の乗り継ぎ地点

痛む人々の「いたみ」    p239

患者さんの苦痛/スピリチュアルな苦痛

病苦と、祈られて在る私

結びにかえて    p247

佐藤雅彦(さとうまさひこ)

1958年東京生まれ。17歳の時、伯父が住職をする東京都文京区・浄土宗浄心寺で出家、得度。2005年より同寺・24世住職に就任。大正大学仏教学部卒業。大正大学大学院博士課程修了。ジョージタウン大学ケネディ倫理研究所客員研究員を経て、現在大正大学や武蔵野大学で非常勤講師を務めている。宗教家として現代のいのちの問題に取り組むため、大学での教育活動のほか、末期がん患者や死を間近にした人々のベッドサイドを訪問する「心のケア・ボランティア」活動、小中学校の子どもたちにいのちの大切さを教える「いのちの授業」など、積極的に取り組む
共著に『いのちに寄り添う道』(一橋出版)など

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単行本: 251ページ
出版社: 佼成出版社 (2010/09)
ISBN-10: 4333024595
ISBN-13: 978-4333024599
発売日: 2010/09
商品の寸法: 18.6 x 13 x 1.8 cm

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